奥様はお客様 シーズン2
シーズンて書くとなんか、海外ドラマみたいでカッコいい(小並感)
嫁について
今まで考えずに嫁と言っていたが何者かと再考する。
今日は今後のシリーズ化のためにヨッメとのことを書こうと思う。ところが、奥様、妻、相方と色々あるが何が適切な呼び方なのか未だにわからん。
だいたい歴史を紐解くと男は外に、女は家にという日本の歴史に違い言い方になるからなぁ。むしろワイフ?悪くないけど日本の文章に急に英語が出てくると違和感あるなぁ。…と考えていたが、答えが見つからないので、とりあえず今は人物Aを奥様(暫定)と呼称することにしよう。
娘は娘…でいいか。二人目できたら、そん時考えよう。
俺は俺でいいよな。我が輩…髭長そうだし。
奥様→俺の反応
奥様からは基本的にラインで来る。基本的には家事依頼だ。あと、ふざけんなメッセージもたまに来る。
俺、lineと電話を使っている。主にline。
で、俺のスマホにある時、line特有のバイブが、ブッブルッとなる。ちなみに仕事の電話はブルルルル、ブルルルルだし、メールはブルッだ。テストに出るから覚えておくように。
で、予期しないタイミングでブッブルッと鳴る。俺の心拍数が上がる。しかも、謎の動悸までするときがある。そして、言いようのない不安感と焦燥感。例えるとアレだ。『あー、やっちまったー』か『まずい事態があったので隠し通そうとしたが、バレた時』の感覚だ。これが、lineの度に来る。
一割ぐらいの確率でユニクロのメッセージが来て安堵する。紛らわしいので状況によっては逆ギレする。どうでもいいが、ユニクロのairismはシルクの下着が売られていない男としては、貴重なサラサラ下着なわけで、良い商品だ。室内活動なら冬でも使える。グンゼも同じ。ちなみに、男のシャツのインナーなら肌色のババシャツタイプがいいぞ。
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つまり、もう、lineくるだけで不安になる病(小並感の名称)だ。
ちなみに、こういう病の付け方をしているのはディズニーのおもちゃドクターのドクからの由来であって俺がオリジナルではない。
きっかけ
一言でいうと結婚式準備から新婚生活(調べると、新婚は結婚三年目までらしい)の恐怖体験の為だと思う。
鬼嫁という気はない。良い嫁だ。 (今となってはわからんが、当時は俺への愛あったはずだ。俺?もちろん今もありますよ。腹立たしく感じることも多々あるけども)
で、結婚当時、文化の違う二人が一緒になるわけで、そりゃー衝突もある。ウチの場合は、犬が噛みついて、飼い主が無慈悲に、しかも一方的に殴る構図だったように思うが。(ちなみに、これは物理的に殴るのではない。論理的に殴られる(論破される)のだ)
職場では論理力がある優秀側にいると評価される俺(年間評価の過去統計調べ)なのに、家庭では奥様に論理で勝てない…良くある感情で押し切られるのではなく、感情も論理も勝てない。
そんな人と一緒になったら、俺の感情などいともたやすく根絶やしにされる。そう、赤子の手をひねるように。
ちなみに、奥様は働いているが評価上々という訳でもないらしい。世の中はわからない。
そんな生活を数年過ごした後、娘が生まれる。さらにヒエラルキーが下がる上、作業が増え、怒られる悪循環。
その先に待っているのは悪循環。鬱寸前と言うのか、Yahoo!知恵袋で離婚とか不倫とか調べて『あー、ウチはましな方か』と精神安定に使う毎日。Yahoo!知恵袋や鬼女板にこんな使い方があったのか。下手な精神安定剤より、似た境遇やもっと不幸な境遇の書き込みのほうがよっぽど精神安定に良いと思う。
そんな生活を続けてきたおかげで、結果的に、理想的な、パブロフの犬(人)ができたわけだ。
まさか俺がなるとは思ってもみなかった。
そんな人に私はなりた…くない。
その後から今
一時はパブロフの犬状態、つまりlineがくるたびに恐怖心が生まれる心理に慣れない生活だったので、色々荒れたが、今は安定している。
五年も一緒になれば人間のアジャスト機能によって安定するのかもしれない。
で、最近、仕事で後輩に『お客様との会話うまいっすねー。空気を読むというか、説明がシンプルでわかりやすいというか』と誉められたが、多分それは仕事の中ではなく、奥様との無限ディスカッションの結果なんだと実感した。
お客様は自分を成長させれくれる神様です、と、誰かが言った。たしかにそうかも、と、思った。だから、あえて言おう、奥様はお客様です、と。
(なんだかんだで30分つかった)