まるさんのブログ

日々のバージョンアップを添えて(フランス料理風)

アニメを大人見た

これって大人読みのアニメ試聴を意味する言葉あるんか?

事の発端

仕事忙しくて、今日も夜勤でやだなーとか思っていたある日。何かから逃げるよう アニメを貪りたくなったときに、たまたま見たアニメがリライフだ。

これは個人的に志向のメニューの逸品へ加えたくなるほどの猛者だった。

ヒロイン、不器用を通り過ぎてて過ぎてかわいい。赤毛、精神が若すぎて甘酸っぱい。にやける。そんな俺、キモイ。そして電車でこんなこと書いてる俺、キモイ。

リライフについて感想

トラウマのあるニートが若返りの薬を提供する危ない企業の口車に乗って、もう一度の高校生活を送る話。 アニメはワンクール終了済み。原作はWeb漫画として継続中?

ちなみに、名探偵コナンのような悪い組織は出てきません。全員いい人。ニートが味わったトラウマ話 除く。

全体的にいい人がそろっているのと、ヒロインがほっとくと危ない感じのするオタク(オトコ)心をくすぐる仕様。エンディングが、ニートの年代(アラサー)時代に流行った曲が毎回違う曲で流れるという特典付き。いやはや、年代が近いせいか懐かしい。

アラサーに絞ったテーマにしつつも、おっさん臭くなく、高校生活の青春を真正面から描いているのが素晴らしい。ザ★青春ともいわんばかりのこっぱずかしい話も、高校生の生活なら問題ないし、リライフする大人もコミュニケーションに難があるから、精神年齢的に近くても違和感がない。これは秀逸な設定だと、本編を見てからわかった。正直、見るまでなめてた。すまん。

また、主人公の経歴がまたよい。コミュニケーション力があってそこそこ世渡りがうまい人間でも、ちょっとしたコミュニケーションミスで致命的なダメージを受けてしまい、復帰できなくなることはよくある。身内にもいたことを思い出し、そういう社会は改善しなきゃなぁと思わさせられたのは、この作品の持つ力だと思う。現実世界は時間を巻き戻すことはできないけど、よい方向と信じて事を積み上げることはできると思う。そのチャンスのある社会出会ってほしいと切に願う。自殺率が他国より多いらしい日本 課題だと思うのですよ、おっさんは。

アニメ原作のたち位置が変わってきたのは時代の流れなのか?

リライフやリゼロ、ワンパンマンは、出版社ではなくWebの自生が発だと聞いた。うそなら、ごめんなさいヽ(;▽;)ノ もしそうならば、時代は徐々に変わってきてるのかも。出版社ベースだと編集者や出版社の方針というバイアスがかかってくるが、Webの自生なら影響は受けやすいのかも。なのでか、私の見識違いかにより、どうもこの手の作品は王道を真正面からぶち当たりにいっている気がする。先の甘酸っぱさ100%(と書くと果汁みたいだ)を難なくストーリーにぶち込んでくる。あるいはワンパンマンのようにシンプルなストーリーを極限まで突き詰めた作品になってくる。何というか、作品の年齢が若い。王道なんだけど、どこかしら現代の風味というか、設定に混じっていて(作者も意識してないのかも)、それがバランスを、よくしているのではないかと思える。

いやはや、時代は変わったなぁ。そんな時代に立ち会えたことを誇りに思う。

つまり

私のやる気のないブログですら、これだけ書かせるリライフは面白かったということだ。ヒロイン不器用でかわいい。そして画面の前でブヒブヒいってる自分、キモイ。

あと、ATOKの打ちやすさは異常。金ケチらずにもっと早く導入しておくべきだった。思考のながれに結構ついてこれるスマホ用キーボードに出会えて私は嬉しい。